XM 取引シグナル検証

XMが無料で提供する取引シグナルをフラットに検証します

XMの取引シグナル配信者「Avramis Despotis氏」とは何者なのか?

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Avramis Despotis (@AvramisDespotis) | Twitter

 

「XM 取引シグナル」でググると「Avramis Despotis氏」という名前が出てくる。
XMが配信する取引シグナルが信用できるものなのか、まずは配信者のことを知らなければならない。

 

 

どこのブログもこの人を「プロ中のプロ」と言っている

この人の日本語での読み方は「アブラミス・デスポティス」。
「プロ中のプロ」「超一流」という表現がどこのブログでも使われているが、こういったアバウトな表現は正直好かない。

 

多少なりともAvramis Despotis氏についての記述があるブログを発見した。

http://海外fx比較最新ランキング.com/xm(エックスエム)-無料取引シグナル配信を活用/

同氏は国際テクニカルアナリスト協会(International Federation of Technical Analyst)傘下の英国テクニカルアナリスト協会(British Society of Technical Analysts)に所属する公認テクニカルアナリストで、プロ中のプロです。
同氏は20年以上金融アナリストとしてのキャリアがあります。Tradepedia社の創業・代表者であり、これまで約2000以上の機関投資家などへの教育を行っています(なお、日本では、日本テクニカルアナリスト協会が国際テクニカルアナリスト協会に加盟しています)。

 

ここで重要なのが、

だと考える。

この点を調べたので以下にまとめる。

 

「国際テクニカルアナリスト協会」とは?

これについては、傘下の「日本テクニカルアナリスト協会」に記述がある。

IFTAについて | NPO法人 日本テクニカルアナリスト協会 | NTAA

(1) 名 称

国際テクニカルアナリスト連盟
「The International Federation of Technical Analysts,Inc.」(略称IFTA 非営利法人)

(2) 設 立

1986年1月22日 アメリカ デラウェア州

(3) 本 部

アメリカ メリーランド州 ロックビル

(4) 会 長

Mohamed El Saiid, CFTe, MFTA (エジプト・テクニカルアナリスト協会)President

(5) 加 盟

24カ国25団体

Member Societies :(正会員) 22ヵ国23団体
日本、オーストラリア、カナダ、エジプト、フランス、ドイツ、香港、インド、インドネシア、イタリア、レバノン、マレーシア、ニュージーランド、ナイジェリア、ルーマニアスカンジナビアシンガポール南アフリカ、スペイン、スイス、イギリス、アメリカ(2協会)

Developing Member Societies :(準会員) 2ヵ国2団体
チュニジア、ガーナ

(6) IFTA会員総数

約7,018名 (うち、NTAA 2,586名)

(7) 資格認定者数

CFTe  2,272名 (うち、NTAA 545名)

MFTA  140名 (うち、NTAA 52名)   ※NTAA人数は2017年3月末現在

通称「IFTA」。設立背景に関しては割愛するが、IFTAを親としてその傘下に「日本テクニカルアナリスト協会(以下NTAA)」や「英国テクニカルアナリスト協会(以下STA)」が設置されているということである。

 

『(6)IFTA会員総数』で書かれているが、全会員は約7,018名となっている。そのうちNTAAは2,586名ということは、約36%は日本人会員であると考えていい。たぶん全員が日本人ではないと思うが。

次に『(7)資格認定者数』では、CFTe(テクニカルアナリスト第2次資格)の保有者は2,272名。MFTA(国際テクニカルアナリスト連盟)は140名。

この資格について簡単に説明すると、

  • CFTeが「国際的に認められたテクニシャンだぞ」ということ。(日本語での試験が可能)
  • MFTAが「こいつらが本物の最上級のテクニシャンやぞ」ということ。(英語での試験のみ)

それにしても、案外NTAAからの保有者数が多い。IFTAの設立背景から読み取れるように、日本が深く関わってきた所為なのだろうか。

MTFAについてはIFTAが最上級とする資格なのであるが、以下引用。

3次レベルの資格試験は英語で行われ、合格者には国際テクニカルアナリスト連盟検定テクニカルアナリスト(Master of Financial Technical Analysis、MFTA®)の資格が与えられます。テクニカル分析の知識体系に独自の新しい知見を加えた功績に対して授与されるもので、Master=大学院の修士=に相応しいレベルの資格と言えます。 

でたよアバウトな発言。まあ公式がそう言っているのだからそれぐらいすごいのだろう。

MTFAの資格を持っている人は以下で多少挙げられている↓

証券投資のテクニカル分析基礎編(投資心理を読む) | 三和 裕美子 | 明治大学リバティアカデミー

古城 鶴也 (コジョウ カクヤ)
日本テクニカルアナリスト協会理事、国際テクニカルアナリスト連盟 MFTA®
テクニカル分析に広く精通し、コンピュータープログラムにも明るい。自身の開発した「Kチャート」を使ったレポートは多くの投資家に重宝されている。
高橋 幸洋 (タカハシ ユキヒロ)
いちよし証券(株) 投資情報部市場分析課長、国際テクニカルアナリスト連盟 MFTA®
主な共著は「日本テクニカル分析大全」(日本経済新聞出版社)。トレンド・フォーメーション分析を専門とする。日々配信するマーケットレポートは運用のプロも参考にしている。


野坂 晃一 (ノサカ コウイチ)
(株)証券ジャパン 調査情報部上席次長、IFTA検定テクニカルアナリスト(MFTA®)
トレンドやタイミングを重視したテクニカル分析が専門。ディーリング業務にも携わり、実戦に基づいた市場分析を得意とする。主な共著は「移動平均線の新しい読み方」(かんき出版)。

中村 貴司 (ナカムラ タカシ)
東海東京調査センター投資戦略部シニアストラテジスト,日本テクニカルアナリスト協会評議員,IFTA検定テクニカルアナリスト(MFTA®)
セルサイドの国内、外資系証券会社では、個人・富裕層や法人向けのセールス(営業)を担当し、バイサイドの損保系、証券系運用会社ではアナリストやファンドマネージャーに従事。現在、証券系情報機関においてストラテジストとして、伝統的ファイナンス理論を中心としたファンダメンタルズ分析に投資家心理・投資家行動を中心とした行動ファイナンス理論やテクニカル分析を用いた投資戦略の立案を行っている。

 

ここでの話をまとめると、国際テクニカルアナリスト協会(IFTA)は、世界的なテクニカル分析の専門家が集まる組織であるということ。

 

その傘下の「英国テクニカルアナリスト協会」とは?

英国といえばイギリスであり、ユナイテッドキングダムであるのだが、「British Society of Technical Analysts」でググっても引っかからない。

どうも以下のサイトが英国テクニカルアナリスト協会に当たるものである↓

https://www.sta-uk.org

前項で話した通り、英国アナリスト協会(STA)はIFTAの傘下であるということ。

 

Avramis Despotis氏の実力と信頼性

さて、STAに属するAvramis Despotis氏についてやっと書くときがきた。

まずこのお方のSNS

別に理由があるわけでもないが、何か胡散臭さを感じた。

 

Facebookの自己紹介によると、

Facebookのタイムラインから読み取れる通り、XMとの関わりがそこそこある様子。

と思ったのだが... XMとTrendpediaのサイトを見比べて欲しい↓

XM™ (XM.COM) の FX、株式指数、原油、ゴールドとCFD商品

Tradepedia™ | Learn to Earn

 

スマホで見比べるとなんとも思わないが、パソコンで閲覧すると...

激似である。

 

XMではこのお方を「パートナー様およびIB様、有名なFXインストラクター」という風に紹介しているが、XMと深い関わりがあるのは間違いない。

 

以下Trendpedia社での紹介↓

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要点を日本語訳すると、

  • 20,000以上の個人と機関投資家を教育してきたよ
  • 投資に関しては20年以上の経験があるよ
  • 英国アナリスト協会のメンバーだよ
  • CySEC(キプロス証券取引委員会)の認定を受けてるよ
  • 修士号もってるよ(理学系)

そしてTrendpedia社のクライアントには、コンピュータネットワーク機器の超大手のCISCOがいたりする。
その他大手金融企業もクライアントとしてTrendpediaに載っているので気になる方はチェックしてほしい。

 

まとめると、

TrendpediaではFXの無料セミナーやトレードツール、ワークショップなどを行なっており、大手企業もクライアントとして教育していることから信頼できる企業だと判断する。

 

まとめ

  • Avramis Despotis氏は実在した
  • 投資経験は豊富である(今後も調べる)
  • 取引シグナルは未来のチャートを読むには十分

 

信頼できるとは言ったが、取引シグナルを完璧に信頼して取引をしていいとは言えない。そのため、今後数ヶ月以上の検証を行なっていく。

 

 

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